時代を先取りし過ぎたボラボラ

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なんとなくボラボラについて書きたくなったので、ボラボラします。ボラボラ。

ボラボラは2013年にalea(ラベンスバーガーのゲーマーズゲームブランド)から発売されたステファン・フェルト作のボードゲームです。

当時、メビウスさんから販売されていたこのゲームを頒布会(毎月3~5つのゲームが送られてくる)にて手に入れた私は、しばらくの間持ち歩いて遊んでいたのですが、あまり一緒にやってくれる人もおらず。

というのもこのゲーム、内容物が多く、ルールも多く。当時、フェルトはブルゴーニュのヒットでブイブイ言わせていたのですが、それでもこのゲームはブルゴーニュより何倍もボリューミーな内容から「難し過ぎるよね」みたいな評価で手を出す人が少なかったのです。時代を先取りし過ぎました。

故に、あまり売れなかったようでドイツamazonなどでは当時、叩き売られていました。日本でも恐らく再入荷せずにそのままフェードアウトした気がします(1度くらいは補充されたのかもしれませんが、当時はまだ店をやっていなかったので、その状況は定かではありません)

しかし!あれから9年。今ではレアゲーです。

ボードゲームって結構このパターン多くて、叩き売られてから再評価でプレミアってことが多々あります。ボラボラもそのひとつです。

当時も個人的に好きな作品だったのですが、今は「好き」ではなく「かなり好き」です。やっと時代も追いついてきて、このくらいのボリュームのゲームを遊んでくれる人も多くなってきました。

個人的には、最近日本語版が出た同作者の「トラヤヌス」より、こちらの方がシステムがスッキリしていて好きです。もっともっと評価されていい。

普通のブログなら、このゲームがどんなゲームかちゃんと説明するのかもしれませんが、私は、自分の「好き」って気持ちだけ吐き出して、終わっちゃおうと思います。

とにかく、重いゲームに抵抗の無い方であれば、とても楽しく遊べる作品になっていますので、ぜひ、遊んでみてください。

一緒にボラボラしましょう。

かわぐちまさしでした。

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この記事を書いた人

世界のボードゲームが1300種類以上遊べるボードゲームカフェ、東中野「ディアシュピール」のオーナー。ボードゲームに関することならなんでもおまかせ!……かも?
最近は、マーダーミステリーの普及に尽力しています。(「消えたパンツと空飛ぶサカナ」「ロナエナ~厄災のギフト~」など制作)愛称は「かんちょー」

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